40歳を越えてから、たくさん食べたり飲んだりした翌朝に胃が持たれるようになり、
歳をとって胃酸の働きが弱まってきたのかなと感じていました。
しかし、だんだんと、たくさん食べなくても揚げ物やケーキを食べた翌朝に
同じような症状になってきました。この時も、加齢で脂っこいものが
食べられなくなってきたのかと思っていました。しかし、
胃が重く常に張っているような気がするという症状で、
胃の病気かと思い、胃の検査も兼ねて、
念のため近所の病院の消化器内科に行きました。
問診を受ける中で、時々胸やけがしたり胸が痛くなることもあると話したところ、
逆流性食道炎かもしれないと言われました。あまり症状は深刻ではなかったので
ピンときませんでしたが、一応内視鏡の検査を受けることになりました。
検査の結果、ガンや潰瘍などはなく、
やはり逆流性食道炎の治療が必要な初期症状であるとのことでした。
医者からは、悪化しないための心がけを2つと、
一応胃酸を抑える薬を出してもらいました。悪化しないための心がけとは、
まず食生活を改善するということです。逆流性食道炎というのは、
脂っぽいものをたくさん摂り、食べ過ぎる人、太っている人、
ストレスなども原因だということです。太ってはいませんが、
揚げ物が好きでよく食べ過ぎて、ストレスがあるというのは当てはまっています。
仕事上、ストレスはある程度しょうがないので、ストレスは食事でなく
買い物など別の解消法を見つけるとして、食べ過ぎに注意することにしました。
また、酢の物や甘いものは胃酸がたくさん分泌するので
控えた方が良いとのことでした。
心がけの2つ目として、食後すぐに横になるなど胃酸が逆流しやすいような
体の体勢を摂らないということだそうです。
寝るときは首に負担がかからない程度に枕の高さを高くするように言われました。
そういえば、食べたら良くソファーに座るのではなく、ソファーに横になっていました。
また、帰宅が遅いので、食事から就寝までの時間が短く、
胃にまだ物が入っている状態で眠ることも多々ありましたが、
これもよくないということです。ひどくなると、なにも食べなくても勝手に
胃酸が逆流してくるそうで、日々酸っぱい唾液で生活したり、
時には頻繁に胃酸を吐いたりすることもあるようです。
昔、お酒を飲み過ぎて嘔吐して吐くものがなくなると胃酸を吐いた経験と同じです。
慢性化すると、逆流した胃酸で食道がんになることもあると言われ、
医者から言われた2点をしっかり心がけようと決めました。